健康・医療
ブース番号H-081
- 大学等シーズ展示
- 要素技術原理検証
- 技術移転
- 共同研究開発
注射に代わる、負担の少ない治療を目指す新技術
New Technology for Achieving Less Burdensome Treatment as an Alternative to Injections
キーワード:
- #ドラッグデリバリーシステム
- #高分子
- #膜透過ペプチド
- #バイオ医薬
- #経粘膜吸収
摂南大学 薬学部 薬学科
特任助教八木 晴也
Setsunan University
Assistant ProfessorHaruya Yagi
共同研究者
- 摂南大学 薬学部 教授 佐久間 信至
技術概要
バイオ医薬品は世界の医薬品売上の約4割を占めますが、その約9割は注射でしか投与できず、頻繁な通院が患者と医療機関の大きな負担となっています。既存の吸収促進剤SNACは小分子にしか効かず吸収率も約1%と限定的です。開発した新しい吸収促進剤は、抗体のような高分子にも粘膜からの体内吸収を可能にする高い汎用性を備えており、注射から経粘膜投与への転換により通院負担を大幅に軽減し、患者のQOL向上と医療従事者の負担軽減に直結します。幅広いバイオ医薬品に応用可能であり、新たな治療を実現する革新的技術です。
想定される活用事例
世界のバイオ医薬品市場は約60兆円規模に拡大しておりますが、WHOは慢性疾患患者の約50%が治療を十分に継続できていないと報告しております。これは、その多くを占める注射負担が一因とされています。本粘膜吸収技術で非注射化が実現すれば、世界で数千万人の患者が自宅で簡便に治療を継続できることが期待されます。また、本技術は子どもから高齢者まで幅広く対応でき、医療の在り方を変え得る技術です。
※マウスオーバーで拡大、クリックすると別タブで最大表示します。
特許情報
- 出願ステージ
- 特許査定・登録
- 名称
- 膜透過ペプチド鎖を有する多糖誘導体
- 特許権者または出願人
- 学校法人常翔学園、株式会社ADEKA
- 発明者
- 佐久間信至、毛利浩太、日渡謙一郎、落合恭平
- 基礎出願番号
- 特願2015-038432
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2015年2月27日
企業へのメッセージ
経鼻や点眼などの非注射経路でのバイオ医薬の投与が求められる疾患領域・薬剤を対象に、本技術の社会実装を目指しています。本出展を通じて、同じ課題意識を持つ企業の皆様と出会い、共同研究や実用化に向けた連携の可能性を議論したいと考えております。
お問い合わせ先
研究支援・社会連携センター事務室














