出展者詳細

健康・医療

ブース番号H-047

  • 大学等シーズ展示
  • プロトタイプ(研究室)
  • 技術移転
  • 共同研究開発

新規ヒト細胞株を用いて高悪性度肺癌の克服を目指す

A Novel Human Cell Line Platform to Overcome Aggressive Lung Cancer

キーワード:

  • #細胞株
  • #新規細胞株
  • #肺癌
  • #肺腺癌
  • #微小乳頭型肺腺癌

北里大学 医学部 呼吸器外科

係長松尾 由紀子

Kitasato University

ManagerYukiko Matsuo

共同研究者

  • 北里大学医学部 名誉教授 佐藤 之俊

技術概要

微小乳頭型肺腺癌は、腫瘍小塊が肺胞腔内に浮遊した病理像を特徴とする浸潤性腺癌で、病期が早期でも転移しやすく予後不良です。しかし、その進展機構や最適な治療法は依然として未解明です。これまで本疾患は、主に臨床情報や病理標本を用いた研究に限定されていたため、研究が遅滞していましたが、当該細胞株の樹立または培養にN2サプリメントとウシ血清の両者を加えた培地(第6472084号)が適していることを発明し、世界初の樹立例として報告しました。本発明により高悪性度に分類される微小乳頭型肺腺癌の克服を目指します。

想定される活用事例

新規ヒト細胞株KU-Lu-MPPt3は、付着細胞と浮遊細胞が混在する稀有な細胞株です。注目すべき点は、両細胞の表現型が大きく異なる点で、それぞれを個別に維持し、比較解析が可能です。我々が実施した遺伝子発現の比較では、2倍以上発現差のある遺伝子を8054 個同定済みです。本発明により、生細胞を対象とした研究が可能となり、年々増加する肺癌の中でも予後不良な微小乳頭型肺腺癌の研究加速に寄与します。

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特許情報

出願ステージ
特許査定・登録
名称
微乳頭構造を有する肺腺癌細胞用培地及びその利用
特許権者または出願人
学校法人北里研究所
発明者
佐藤之俊、松尾由紀子、中島裕康
基礎出願番号
特願2015-216081
基礎出願年月日(西暦)
2015年11月2日
出願ステージ
特許査定・登録
名称
微乳頭構造を有する肺腺癌の原発巣から直接作製されたヒト細胞株及びその利用
特許権者または出願人
学校法人北里研究所
発明者
佐藤之俊、松尾由紀子、中島裕康
基礎出願番号
特願2018-220725
基礎出願年月日(西暦)
2018年11月26日

企業へのメッセージ

KULuMPPt3は世界初の微小乳頭型肺腺癌を由来とする細胞株です。現在JCRBに寄託され、入手が可能です。当科では、さらに付着細胞と浮遊細胞の単離培養にも成功し、機構・機能解析や創薬研究に活用可能です。

お問い合わせ先

北里大学 研究推進センター 産学官連携・知財管理室

E-mail: tlo@kitasato-u.ac.jp