食料・農林水産
ブース番号F-014
- 大学等シーズ展示
- プロトタイプ(研究室)
- 技術移転
- 共同研究開発
難溶性リン酸の水溶化及び難溶化防止資材の開発
Development of a device for solubilizing poorly soluble phosphate waste, and a device for preparing materials to prevent the precipitation of water-soluble phosphate in soil.
キーワード:
- #資源循環
- #リン酸
- #廃棄物利用
- #水溶性化処理
- #フルボ酸鉄
- #農業資材
- #資源安全保障
- #石膏
佐賀大学 総合分析実験センター
准教授兒玉 宏樹
Saga University
Associate ProfessorHiroki Kodama
技術概要
最終処分廃棄物は難溶性塩として存在しており、生物や産業が循環利用しやすい“水溶性”に100%変換する本技術では、これまで用いられてきた焼成処理や酸添加に必要であった中和処理が不要で、イオン交換法により薬剤が回収・循環利用されるため、共存塩の少ない中性pHの目的塩水溶液を得ることができます。また、土壌固相へのリン酸の不溶集積化を防止する有機酸鉄資材も中性pHで共存塩の少ない状態で得ることができます。本技術では廃棄物を削減するとともに肥効率の高いリン酸資材を提供し省資源農業を実現します。
想定される活用事例
鶏糞灰は年間約125万トン排出と試算されます。直接散布の肥効率で換算すると約25万トンのリン酸アンモニウムに相当しますが、水溶性処理すればリン酸塩52.2万トンが得られ、現状のリン酸塩輸入量49万トンを上回ります。通常リン酸施肥では肥効率は10~20%と低いですが、土壌中の金属等との不溶性塩生成を抑制し、肥効率を2~3倍程度上げることができれば肥料としてのリンの輸入は不要となります。
※マウスオーバーで拡大、クリックすると別タブで最大表示します。
特許情報
- 出願ステージ
- 公開中
- 名称
- 水処理装置
- 特許権者または出願人
- 国立大学法人佐賀大学、厨子圭介
- 発明者
- 兒玉宏樹 厨子圭介
- 基礎出願番号
- 特願2022-12320
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2023年1月28日
- 出願ステージ
- 出願中(公開前)
- 名称
- 生物用鉄資材製造装置、生物用鉄資材の製造方法及び生物用鉄資材
- 特許権者または出願人
- 国立大学法人佐賀大学
- 発明者
- 兒玉宏樹
- 基礎出願番号
- 特願2024-171302
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2024年9月30日
企業へのメッセージ
資源埋蔵量の少ない日本においては、循環利用と省資源利用の技術開発、およびその運用体制の確立による資源効率の向上は必須の検討事項です。また、この問題は世界共通の課題であり、その技術・運用システムは持続的社会確立のために必要な技術です。世界をリードする日本の技術の発展にご注目下さい。
お問い合わせ先
リージョナル・イノベーションセンター
E-mail: suric@ml.cc.saga-u.ac.jp














