食料・農林水産
ブース番号F-004
- 大学等シーズ展示
- 製品・商品化
- 共同研究開発
- 起業秒読み(起業まで1年以内を予定)
食品のおいしい香りを守るナノ粒子
nanotechnology for adsorptive removal of sulfur compounds responsible for unpleasant odor, to keep the freshness of foods
キーワード:
- #貴金属ナノ粒子
- #金
- #硫黄化合物
- #不快臭
- #日本酒
- #酒類
- #食品
- #香り
- #老香
- #品質
- #吸着
神奈川工科大学 工学部 応用化学生物学科
教授村山 美乃
Kanagawa Institute of Technology
professorHaruno Murayama
共同研究者
- 九州大学 理学部 化学科 教授 徳永 信
- 酒類総合研究所 品質・評価研究部門 部門長 磯谷 敦子
技術概要
食品中の硫黄化合物の多くは不快臭のもととなり,おいしさを損なってしまいます。また,硫黄化合物には揮発しやすく,人間が匂いを検知しやすい特性があります。代表的な脱臭剤の活性炭はどんなタイプの匂いも吸着しますが,本技術で開発したシリカと直径 数nmの金ナノ粒子を組み合わせた新しい吸着剤は,良い香りは残して不快な硫黄化合物の匂いのみを選択的に除去することができます。液体,懸濁液,粉末など様々な形状の食品からクセのある匂いを除いて食べやすくしたり,流通過程で発生する劣化臭を除いて品質を保持したりします。
想定される活用事例
近年,国内外で需要が高まっている大吟醸酒では,硫黄化合物の匂いである老香が品質低下の課題となっています。老香を防ぐには冷蔵での保管,流通が必要ですが,輸出では通関などで劣化を避けられないのが現状です。本技術の吸着剤ろ過で老香を除き,吸着剤付き容器で流通すれば,生産から食卓までの全工程で品質を保持することができます。また野菜ジュースの青臭さや牛乳特有の匂いを除去して苦手な食べ物の克服にも貢献します。
※マウスオーバーで拡大、クリックすると別タブで最大表示します。
特許情報
- 出願ステージ
- 特許査定・登録
- 名称
- 液体中の含硫黄化合物の除去方法
- 特許権者または出願人
- 国立大学法人九州大学,独立行政法人酒類総合研究所
- 発明者
- 徳永信,石田玉青,山本裕典,長谷川貴之,村山美乃,刀禰美沙紀,磯谷敦子,藤井力
- 基礎出願番号
- 特願2016-36069
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2016年2月26日
- 出願ステージ
- 出願中(公開前)
企業へのメッセージ
食品のおいしさを損なってしまう硫黄化合物だけを取り除く技術です。保管、輸送中に発生する劣化臭を除去したり、クセのある匂いだけを除いて食べやすくしたりすることができます。このたび、日本酒の老香除去のための製品が完成しました。試用、導入のご検討、ご相談を歓迎いたします。
お問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
E-mail: liaison@kait.jp














