カーボンニュートラル・環境
ブース番号C-075
- 大学等シーズ展示
- プロトタイプ(実用環境)
- 共同研究開発
- 起業秒読み(起業まで1年以内を予定)
合成培地を超える。灰による野生メタボリズム藻類培養
Beyond synthetic medium: Algal cultivation breakthrough using ash-driven "native metabolism."
キーワード:
- #微細藻類
- #栄養培地
- #液体肥料
- #培養
- #二枚貝
- #海面養殖
兵庫県立大学 大学院工学研究科 工学専攻
教授伊藤 和宏
University of Hyogo
ProfessorKazuhiro Itoh
技術概要
木質バイオマス燃焼灰を酸で中和し、微細藻類の栄養培地とする技術を開発しました。淡水性および海洋性の微細培養が培養でき、培地コストは化学合成培地(市販品)の約10分の1となり、藻類の細胞密度は1.7倍、油脂密度は1.8倍になります。この培地で培養した藻類餌料をマガキ幼生に給餌すると殻高や生存率が向上しました。また、成貝に給餌して体組織のターンオーバー試験を実施し、安全性を確認しました。これより、燃焼灰の再利用と微細藻類の光合成を組み合わせ、二枚貝養殖に適用する新しい資源循環を提案します。
想定される活用事例
1000Lの培地生産に必要な燃焼灰はわずか0.5g、希酸は33mLであるため、資源も豊富です。微細藻類を安価に大量生産できるため、細胞の最も有効な活用手段として二枚貝養殖への適用を進めています。低コスト藻類餌料の供給により、マガキやアサリの陸上養殖の可能性が見えてきました。適用できる藻類種を調査することにより、医療・食品分野における希少物質の生産や、バイオ燃料などへの適用も期待できます。
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特許情報
- 出願ステージ
- 出願中(公開前)
- 名称
- 光合成微生物の培養培地及びその製造方法
- 特許権者または出願人
- 兵庫県公立大学法人、ハリマシッピングサービス株式会社
- 発明者
- 伊藤和宏
- 基礎出願番号
- 特願2025-016280
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2025年2月3日
- 出願ステージ
- 出願中(公開前)
- 名称
- 貝類の幼生の育成方法
- 特許権者または出願人
- 兵庫県公立大学法人
- 発明者
- 伊藤和宏
- 基礎出願番号
- 特願2025-040241
- 基礎出願年月日(西暦)
- 2025年3月13日
企業へのメッセージ
微細藻類の増殖に優れるため、海洋養殖における餌料生産の安定化・低コスト化に貢献します。また海藻類への直接的な肥料効果も期待でき、磯焼け対策や藻場造成を通じた沿岸生態系の回復など、水産事業、環境保全、さらには、カーボンクレジット市場への参入をご検討の企業との共同研究を希望します。
お問い合わせ先
社会価値創造機構
E-mail: sangaku@hq.u-hyogo.ac.jp














